千代に八千代にパリジェンヌのように美しく

パリのエステシャンがあなたに伝えたい、年を重ねても美しいパリジェンヌのきれいの秘訣

砂漠のプリンセスの秘薬   ウチワサボテンオイル

クリームだけでは潤い不足 病院でのがん患者へのビューティーレッスンでのこと。参加者のマダムから、 「肌がカサカサに乾燥して、どれほどクリームを塗ってもつっぱり感が改善されないので、朝晩オイルをたっぷり塗っています。」 という声を何度も耳にしま…

チョコレートは生活必需品です!

フランスでは、今年になってからも夜間外出禁止令が継続されコロナウイルス感染対策措置が取られてきました。それにもかかわらず英国変異種の猛威に直面し、急激な感染拡大に直面しているパリとその周辺のイールドフランス地方、フランス北部並びに南仏ニー…

パリジェンヌのヴァカンス  ブルターニュ地方 ブレア島で過ごす夏休み

「夏のパリは最高! パリジェンヌがいないから!」 パリジェンヌは、うぬぼれが強くて生意気で傲慢、その上自分勝手。 フランスでのパリジェンヌの評判は、散々です。 仕事とプライベートの両立で大忙し、時間に追われ、いつも早足で駆けずり回る日々。 パリ…

パリジェンヌの必需品 手作りマスクでお洒落を楽しむ

随分前の事ですが、女性雑誌にエリザベス女王が腕を痛められて、エルメスのスカーフを三角巾代わりにしていらっしゃる姿が掲載されました。 当時は、「さすがは、女王様」と称賛したものでした。 でもパリではよく似た光景に出くわします。 クリスマス休暇明…

水も滴るいい女 ミネラルウオーターを飲むだけでキレイになれる!?  

ちょうどいい具合にマンゴーが熟してきたので、柔らかい果肉をスプンですくって口に含みました。まったりとした甘みと酸味が絶妙なバランスのフルーティな味…を感じることができません。 もう一口食べてみましたが、酸っぱいわけでも苦いわけでもなく何も味…

フランス外出制限の今、自分を見つめなおす

フランスで外出制限措置が施行されてから1か月が経過しました。 本日(4月16日)753人、これまでの合計17,920人の死亡(病院と高齢者施設等)が発表されました。現在も3万人以上が入院中で、パリとその近郊の病院にはまだ病床の余裕がない状態…

パリジェンヌ 意外に毛深いムダ毛のお手入れ事情

まずはじめに、 フランスでは、外出制限措置が制定されてから18日目の本日、588人が新型コロナウイルス肺炎により亡くなりました。合計6507人になります。 今週に入ってから、日々新たに人工呼吸器が必要な重症患者の人数は、ほぼ横ばいになってきたため、…

フランス コロナウイルスとの戦争突入 マルセイユ石けんが国民を救う?!

(この記事は3月18日現在の状況です) フランスでは、3月17日正午から15日間の外出制限措置が施行されました。 数日前、日本人の知人は、道端で 「ウイルス、出ていけ」 とののしられたとショックを受けていました。日本人も韓国人も中国人もすべて…

がん患者専用化粧品   MÊME メーム

Même malade, メーム マラド たとえ病気でも je m’aime, ジュ メーム 私は自分が好き on m'aime ! オン メーム ! 誰かが私を愛してる ! 病院でのがん患者向けビューティレッスンで、肌のお手入れの仕方とメイクを指導していますが、抗がん剤治療の副作用で頭…

美容整形 賛成? それとも 反対?

もう20年も前の話になりますが、エステティック専門学校の授業の一環として、美容整形クリニックを訪問したことがあります。 エステティックサロンの顧客層は美意識が高く、美容整形にも関心をお持ちのため、私たちエステティシャンの卵もその基礎知識を習…

パリの街をぶらぶらお散歩気分 ‟Kerzonのフレグランス サシェ”

京都のお土産の定番、小さな巾着袋に入った匂い袋、クローゼットの引き出しの中に入れていませんか? 衣類を身に着けると、移り香がほんのりと漂い、心地いいですよね。 フランスにも、サシェと呼ばれる同様のものがあります。 南フランスに旅行されたことが…

痩せる タラソテラピー

冬の間に3キロ太ってしまいました。 時々プールで泳いでいますが、目覚ましい効果は得られません。 おめかししてもお腹周りがぽってりして、なんだか冴えない自分の姿を受け入れることができません。 でもダイエットをしても長続きしないのは重々承知してい…

パリのエステティシャンになるには? (2)

エステティシャン国家資格 実技試験 試験日が近づいてくると、パリエステティックアカデミーより受験時に必要なもののリストが郵送されてきました。 当日は、お客様役のモデル同伴で、サロンを開くことができるほどの道具一式を持参しなければなりません。 …

パリのエステティシャンになるには? (1)

フランスでプロのエステティシャンになるには、フランス教育省から交付される国家資格C.A.P₁(職業適格証)を取得しなければなりません。 ₁Certificat d’aptitude professionnelle Esthétique-Cosmétique-Conseil-Venteの略 エステティック施術や化粧品のカ…

寝不足は美容の大敵!   睡眠薬? それとも ハーブティ-?

パリの今年の春は、天候不順が続いています。 5月に入ってからも、地方では降雪がありました。 例年なら、長い冬の間にたるんだ体を夏に向けて少しでも引き締めるために、そろそろプ-ルに行きたいところですが、こう寒くては、風邪をひいてしまいそうです…

パリで東洋の美 再発見

CHANELやChristian Dior のアイシャドウの新色。 日本人のセンスとは違う鮮やかな色や意外な色の組み合わせに魅かれて、つい購入してしまい、でも結局は2~3色しか使わなくて、残りの色は一度も塗ったことがない! そんな経験はありませんか? フランス人…

しわもたるみも私の年輪  50歳の顔は、私の功績

La nature vous offre le visage que vous avez à vingt ans. La vie forme le visage que vous avez à trente ans. C’est à vous pour mériter le visage que vous avez à cinquante ans. Coco Chanel 20歳の顔は、自然の贈り物 30歳の顔は、あなたの生き様…

いくつになってもエステティック

私は、パリから電車で1時間くらいのところにある高齢者施設でソシオエステティシャンの活動をしています。 40年前から勤務している職員さんが、出張美容師やソシオエステティシャンがまだ存在しなかった時代、入居者女性のどうしても美容院に行きたいとい…

心に皺を作らないパリジェンヌのきれいの秘訣

「ボンジュール マダム マルタン、ご機嫌いかがですか?」 淡いベージュ色のコートをお預かりしながら、近況をお伺いする。 「しばらく南仏の別荘で過ごしていたから、パリは風が冷たくて体調がすぐれないわ。 年を取ると寒さに弱くなるわね。お肌が突っ張る…

キレイは誰のため?

Le Bonheur est le secret de toute beauté. Il n’y a pas de beauté sans bonheur ? Christian Dior 幸せは、すべての美しさの秘訣です。 幸せでなければ、綺麗ではいられません。 まだ若かったころの私にとって、お洒落やお化粧は、自分を他人によく見せる…

タトゥー ~肌に刻み込まれた希望の光~

フランスの優勝で幕を閉じた今夏のサッカーワールドカップ。 日頃はサッカーに関心のない私も、日本とフランスの試合はTVで応援しました。 その際に、サッカー選手の腕全体を覆っているタトゥーが目につき、日本では肩身の狭い思いをすることもあるタトゥー…

鏡よ鏡よ、鏡さん、世界で一番美しいのは誰?

パリで働き始めたころ、フランス語を正しく話すために、発音矯正士について訓練をしました。 たとえばRの発音の場合、舌の先を歯の裏側にくっつけた状態でのどを震わせながら発音します。 先生の手書きのイラストに従い、目の前に置かれた鏡に向かって、自分…

民衆を率いる自由の女神 前進あるのみ!

私は大学生の頃、マリー・ローランサンの描く、パリの女性たちに憧れていました。 当時、蓼科高原のマリー・ローランサン美術館*で目にしたシフォンのドレスをふんわりと身にまとい、つま先で軽やかに飛び跳ねているような洗練された女性たち。 淡いグレ-と…

パリで話題の「ミルフィーユ美容法」

パリで話題の「ミルフィーユ美容法」 ミルフィーユは私の大好物。 サクサクのパイと濃厚なバニラクリームをほおばる瞬間のこの幸せな気分は、きっと私をきれいにしてくれるに違いありません。 でも、いくら美容のためとはいえ、クリームがたっぷりのったパイ…

パリジェンヌも納得 睫毛用美容液 リヴァイタラッシュ アドヴァンス  

パリジェンヌも納得 睫毛用美容液 リヴァイタラッシュ アドヴァンス ある日、昼食休憩の後、お化粧直しをするためにコンパクトをのぞくと、右目の目頭に目ヤニがたまっていることに気が付きました。 今朝、きちんと洗顔したのに、目ヤニがついたままだったな…

匂いも魅力のうち、香水つけない女に未来はない

匂いも魅力のうち、香水つけない女に未来はない 私は結婚当初、夫から洗濯し過ぎだといわれました。 「だって、枕カバーもシーツも、あなたの匂いがするのだもの。洗わなきゃいけないでしょ!」 「僕のものに僕の匂いがするのは当たり前だよ。臭いわけじゃな…

ソシオエステティックとは?

Un défaut de l’âme ne peut se corriger sur le visage. Mais un défaut du visage, si on le corrige, peut corriger une âme. Jean Cocteau 心の傷は、顔にでてしまう。 けれども顔の傷は、それを修整してしまえば、心を治すことができる。 ジャン コクト…

病気の時も女性のままで

私は2005年から、がん患者を対象に病院でビューティレッスンを展開しているボランティア団体Belle et Bien(きれいは気分がいいの意)に加入しています。 もともとはアメリカで癌の専門医が、ある患者が治療の副作用による外見の変化にショックを受け、…

夢見るパリジェンヌ

30年以上前、日本の化粧品メーカーがフランス市場に参入した当初は、 「日本製のクリームを塗ると、肌が〔日本人のように〕黄色くなる!」 と中傷されたそうですが、今では日本女性の陶器のような滑らかな肌はフランス女性の憧れであり、日本製化粧品=ハ…

色黒は七難隠す???

20年以上前の日本でのOL時代、私の綺麗に欠かせない化粧品がふたつありました。 まずひとつ目は、クレ・ド・ポーのファンデーション。 当時の私は、夜更かしがたたって寝不足でしたが、それにもかかわらず、このファンデーションのおかげで、私の肌は一…